その一方で、市場があまりにも巨大であるため、通貨をほんのわずかでも動かすには大きな力が必要となる。
つまり、主要なプレーヤーは大手金融機関であり、輸出業者や政府など、世界市場で活動する人々なのだ。
私たち個人トレーダーができる投資は、ほんのわずかな変化しかもたらさない。
しかし、それを魅力的にするために、ブローカーは私たちと一緒に投資し、私たちの投資を拡大する。
これをレバレッジ、あるいは信用取引と呼ぶ。
これについては、次回の講座で詳しく説明する。
レバレッジは、FXを個人トレーダーに人気のあるものにしているもう一つの事実である。

では、FXとは何か？
通貨ペア間の相対価値の投資です。
前回、海外に行って自国の通貨を現地の通貨に両替したとき、あなたもFXに参加したことでしょう。

取引の際には、ドルに対するユーロ、円に対するポンドなど、外国為替ペアに投資する。
これらのペアは、各ペアの3文字表記を使って呼びます。
EURはユーロ、USDは米ドルで、したがってEURUSDはドルとユーロの値を比較するFXペアです。
GBPJPY – 同じく、英ポンドと日本円の関係を表すペア。

そして次はメカニズムだ。
この6文字のうち、最初の3文字は基本通貨を表しています。
基本通貨の1単位はFXペアの1単位に等しい。
次の3文字は、カウンター通貨、またはクォート通貨を表します。
つまり、何単位のカウンター通貨が1単位のベース通貨に等しいかということです。

つまり、EURUSDが1ユーロ＝1.1125の場合、1ユーロ＝1ドル＝11セントと100分の25セントを得たり払ったりすることになる。
そう、動きはとても小さいので、1万分の1ドル単位で計測するのです。
この小さな単位をピップと呼びますが、ピップについては後ほど説明します。

ユーロ-ポンドも同様ですが、ここでは、ペアの価値が0.8624の場合、86ペンスと1ビットが1ユーロに相当すると言っています。
末尾の4は4ピップス、つまり1ポンドの1万分の4を表します。

さて、話を先に進める前に、メジャー、マイナー、エキゾチックについて一言。
現在、世界には文字通り何百種類もの通貨が存在し、暗号通貨によってその数はさらに増えるだろう。
主要通貨とは、ほとんどの国際貿易が行われている通貨である。
全取引の90％は米ドルで、次いでユーロ、ポンド、円、スイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドルとなっている。
実は中国元もこの中に入っているのだが、中国政府が取引させてくれないので含まれていない。
それ以外はマイナーと呼ばれる。

外国為替ペアといえば、メジャー・ペアもあります。メジャー・ペアとは、米ドルに対して組まれた主要なペアのことです。
マイナー・ペアは、メジャー・ペアのドル以外の組み合わせです。
そして、エキゾチック・ペアとは、ユーロ・トルコリラやドル・スウェーデンクラウンのように、通常、メジャー通貨とマイナー通貨がミックスされたものです。

しかし、ポンドに話を戻そう。このチャートを見てみると、10月の非常に劇的な週に、ユーロ・ポンドは1ユーロあたり6円も急落したことがわかる。
もし100ポンドを完璧なポジションでユーロ・ポンドのショートに投資していたら、ここからここまでで6ポンドの儲けだ。
大したことはない。
しかし、レバレッジという言葉を覚えているだろうか？

現在、ほとんどのオンラインブローカーは、FXポジションを1対20から1対400の間で増やすことができます。
あなたがヨーロッパにいて、規制当局がレバレッジを1対20に制限しているとしましょう。
そうすると、あなたの利益は120ポンドになります。
100ポンドの投資で！
1週間で!
これはみんなに話すべきことだ。